弊所では、むやみに特許出願をおすすめしません。なぜなら、特許出願を行うと、1年半後に公開されるからです。これは、技術情報が他社に知られてしまうことを意味します。
特許権は、取得さえすれば技術を独占できるというものではありません。特許権を使って技術を独占するためには、他社が特許権に係る技術を使用していないか監視し、他社が当該技術を使用したときに交渉や訴訟を行うことが必要となります。
特許権を取得するべきか否かは、発明の内容、技術分野、事業方針などを十分に考慮して非常に慎重に行う必要があります。弊所では、特許出願を行わないという選択、その場合のリスクヘッジなどを含めまして、貴社の事業が成功するように、丁寧な知財コンサルティングを行うことを目指しております。
知的財産って良く解らない、と思っていらっしゃらないでしょうか。それもそのはず。知的財産の世界はただでさえ大変複雑かつ難解な上に、昨今の経済のグローバル化に伴って、知財戦略も多種多様になり、さらに複雑化しています。
従来、出願すること、権利を取得することのみを主眼に置いた知財戦略が主流を占めておりましたが、もはやその手法は古く、弊害が大きいと言わざるを得ません。
弊所では、お客様の事業の成功を最終目標とし、丁寧なコンサルティング及び知財サービスをご提供したいと考えております。弊所では、事業に応じて、アドバンテージやリスクを十分に理解して頂いた上で、今後の事業方針に沿った知財戦略を提案していきます。
私は、企業の製品開発を担当した後に特許事務所及び企業知財部に勤務致しましたので、様々な角度から知的財産権と接してきました。私自身、クライアントの大企業様に表彰されるくらい特許明細書を作成するのは大好きなのですが、出願すべきでないものまで出願し、中国や韓国などに技術を盗まれていく現在の日本の状況をなんとかしたいと、知財トータルサポートサービスを開始致しました。日本の企業の知財力強化にお役に立てればと考えております。
<米国>KnobbeMartens, INTELLECTUAL PROPERTY LAW
http://www.kmob.com/
<フランス>CABINET PLASSERAUD
http://www.plass.com
<台湾>JOU AND JOU特許事務所
これまでに作成した特許明細書の一覧です。ご参照ください。
<電気・ソフトウェア>
・コーデック(AVC、MPEG2)
放送用機器などにH.264/AVCを用いたときの、符号量制御など
PCT/JP2008/066917
特開2011-35444号
特開2010-161583号など
・画像処理
ビデオレコーダで撮影された動画から、事後的に手ぶれを補正する処理など
特開2010-252259号
特開2010-193302号など
<電気・ハードウェア>
・次世代光ディスクドライブ
通称として、体積型記録やホログラム記録と呼ばれ、3次元的に記録マークを形成する次世代の光ディスクドライブなど
特開2009ー151901号
特開2009−187636号など
・光ディスクドライブ(CD/DVD/BDの3波長対応型など)
プレイステーション3などに採用された3波長の記録・再生を行う光ディスクドライブなど
特開2007−294069号
特開2006−345862号
特開2009−245540号など
・カーナビゲーション装置
特開2008-058273号
特開2008-058187号など
レーザー関係
・短パルスレーザー装置など
特開2010-33679号
特開2010-92946号
特開2010-287264号など
・その他、増感色素型太陽電池のプロセスなど
特開2011-44357号など
<化学>
有機化学
・上記次世代光ディスク用の記録媒体の材料(光又は熱に応じて屈折率変化を起こす有機材料)など
特開2011-81907号
特開2010-176751号
特開2010-122373号など
無機化学
・ハードディスクの記録膜の材料(無機材料)など
特開2009-170013号
特開2009-205730号など
<機械>
特開2010-1654445号
特開2009-205731号など